プロローグ・島節(しまぶし)
♪ 三宅島(みやけしま)かよ 緑の島かよ 小鳥さえずる歌の島よ
三宅来たとて ごちそうは無いがよ 生のカツヲに 芋の酒よ
逢うの嬉しさ 別れのつらさよ ・・・
薫 「・・・ねえ、爺ちゃん、迷子椎って呼ぶのはどうして」
元 「あの椎の木は島で一番背が高い、遠くからでも目立つ、だか
ら、祭りで、父ちゃん、母ちゃんにはぐれたら、あの椎の木に集ま
れって決めておけば、きっと逢える。 ・・・」
脚本 鈴木正光
推奨(推薦) 東京都三宅島三宅村 (三宅村承諾通知文)
脚本に対するもの。演出家・劇作家の鈴木正光さんが平成23(2011)年5月から着手した脚本の執筆に際し、三宅島での現地確認、資料の収集及びヒアリング、島節(しまぶし)お手本の歌唱録音など、三宅村役場をはじめ村民の皆さんに多大なご協力をいただきました。篤くお礼申し上げます。
語り・音楽 三咲順子
内容 平成12(2000)年の夏、三宅島雄山(おやま)大噴火に伴う全
島避難と、島の復興に向けた思いを伝えるもの
初演 平成24(2012)年11月13日 【公演記録 №22】
噴火の状況 ↗
“MOVIE” 上演のダイジェスト版動画はこちら
#5(プライベート初演) #6(公演記録 №25)